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藤原志保/SUIBOKU

2022.9.12[Mon]-10.1[Sta]​

「彼女が東洋的な墨や紙に固執するのは、水墨画家として出発したことのほかに、特殊に徹することが真の普遍性への道であると信じるからである」

「そのような墨と紙の様々なウ”ァリエーションによる作品は単なる絵画でもなく彫刻でも工芸でもなく、それらを総合した全く新しいオブジェである」

「『こと』の表現よりも『もの』の形成を重んじるという即物性が強い」

美術評論家、故、木村重信先生が、2013年神戸での個展時、カタログに「触覚による即物性」と題して、ご執筆いただいたテキストの一部です。

私は、東洋独自の素材、墨と和紙で表現できる可能性に取り組んでおり、その作品に、作家の魂、思想が宿ることを願っております。

今回、福住画廊での個展に、福住様が、2018年「丹波篠山まちなみアートフェスティバル」に出品の醤油蔵天井梁から吊るした円筒形の作品写真をご覧になり、あのような作品をと所望され、会場空間に吊るす作品(新作、三角の均衡)を・・・うまく収まるか楽しみにしております。

                                                                                     藤原志保 Shiho FUJIWARA