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sinzow_2021
しんぞう/ネオ・山月記
2021.11.15 [Mon] - 11.27 [Sta]
「ネオ・山月記」
―自分が虎になったのは自身の臆病な自尊心、尊大な羞恥心、またそれゆえに切磋琢磨をしなかった怠惰のせいであると李徴は慟哭した―「山月記」より
タイトルの「ネオ・山月記」は中島敦の「山月記」に因んでつけました。学生時代に強く影響された物語で、今回、「私はトラ子」という作品を制作したことで、ふと思い出しました。李微のように完全にトラ(発狂の比喩?)にはならなかった私も、かつては臆病な自尊心、尊大な羞恥心に悩まされた時期もありました。今では、ありのままの自分、現実を作品化することの喜びを感じています。
sinzow_2024
しんぞう/私を観察する人生
2024.8.21[Wed]-9.3[Tue]
私自身を観察対象として眺め、作品にしています。
若い頃は親子関係の難しさから、コミュニケーションの問題や孤独について描いていました。
そのあと結婚、出産があり、女性特有のテーマにも取り組むようになります。
母として妻としての役割、更年期障害、また家庭と仕事の両立などにも眼を向けるようになりました。
自分の延長線上にいる家族や身の回りのものもモチーフとして出現します。
私は変化をし続けています。精神的にも肉体的にも。
その変化を見つめ続けています。
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