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misawa_2021
三澤浩二/積む
2021.9.6 [Mon] - 9.18 [Sta]
刷毛を縦横に動かし薄く溶いた絵具を塗り重ねていく。
無心で手を動かし繰り返し重ねていくと、新しい色と形が創造され、画面に新しい表情が生まれる。
意図しないものが生まれた時、好奇心を駆られ、探究心が深まり、その先を確認すべくさらに行動に没頭する。
画面との対話の中で、新しい出会いと発見を得るため、日々描き続ける。
misawa_2023
三澤浩二/表出
2023.9.25[Mon]-10.14[Sta]
幅広 (20cm ぐらい)の刷毛に、薄く解いた絵具を十分に 染み込ませ、縦横に塗り重ねていく。
ふと、小学校の時に見学した紙漉きの仕事場を思い出した。
漉桁 ( すけた ) と呼ばれる道具に紙液を汲み込み、何度も 揺り動かす厳寒の作業、繊維が絡み合い、
つなぎ合い、 一枚の紙へと進む。
私もそれに似たピッチ描法で、画面に見られる色と形を 手掛かりに、薄い絵具を静かに重ねて行く。
やがて、層を成して、絵画の物質へと変貌を遂げる。
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