top of page
日常の中に
過ぎ去っていく人々は
私にとって誰でもないだれか
それは雑誌の切れ端であったり
駅のホームですれ違う
ほんの一瞬視線を交わした誰か
何故だか忘れられないその人を
誰と定めることなく留めておきたい
江川 恵
bottom of page
日常の中に
過ぎ去っていく人々は
私にとって誰でもないだれか
それは雑誌の切れ端であったり
駅のホームですれ違う
ほんの一瞬視線を交わした誰か
何故だか忘れられないその人を
誰と定めることなく留めておきたい
江川 恵